「カンタービレ♪」はイタリアの音楽用語で「歌うように♪」という意味です。

 

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二ノ宮知子原作『のだめカンタービレ♪』の中で、千秋さまはのだめに語ります。

 

千秋「1500年くらい前は、神の作った世界の調和を知るための学問が、天文学、幾何学、数論、音楽だったんだ。本来、音楽(ムジカ)とは調和の根本原理そのものを指していて、理論的に調和の真理を研究することが『音楽』だった。中世では、その音楽理論を熟知して、『理性の力によって作品全体に対し入念に音楽を判断できる人』を『音楽家』(ムジクス)と言った。そして、音を歌ったり演奏したりする人を『歌い手』(カントル)と言ったんだ。」

 

のだめ「カントルって?」

千秋「カンタービレの語源だよ」

 

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菊模様の絽の小紋に丹後ブルーのピアノの帯

 

丹後の小林染工房の丹後ブルーの暈し染めと京都の栗山工房の京紅型のコラボの帯です。

 

栗山工房の西田裕子さんにオリジナルエンブレムをつくってもらった♬

 

帯のお太鼓の裏というみえないところにも色違いではいっているのだ♪

 

 

大切なのは楽譜ではなく音楽を奏でる人であり楽しむ人

 

「きものカンタービレ♪」は、装いは調和であり着物を歌うように楽しむ という願いを込めています。

 

菊模様の小紋は和柄ですが、意外とモダンな意匠にもあったりする♡

 

これも調和なのだ。