緊急事態宣言が解除になりました。
とはいっても、まだコロナが収束したと言える状況ではありませんので、外出控えめ生活をつづけたいと思います。
買物へでかけない=着物は買わない?
いえいえ、今はオンラインショッピングが出来る時代。
着物や帯は、反物で売られています。
平面裁断でシルエットは定型です。
後で自分サイズに仕立てるのですから、洋服のように試着しなくてもいいのです。
じつは洋服よりもリモート販売に向いています。
風合いや質感、色目は肉眼で確認しなければわかりませんが、伝統工芸品や作家ものは特徴があるので、それを知っていた上でズバッと好みのものがあれば、価格表示がされているネットのほうが買いやすいこともあります。
ネット上には、新品であっても、素材表記が違っていたり、伝統工芸品や重要無形文化財にみせかけているものも散見しています。
ですが、実店鋪であっても売り手に知識がなければ、自分の知識と眼と感覚で確かめるしかない。
リサイクルになると、、、「商品の定義が理解されていない」まま、売られていることが多々あるので、まさに玉石混交です。
信頼できる呉服店から購入するか、宝探しのつもりで楽しむか。
どっちにしても、自分が納得し満足がいくお買物をするしかありません。
知らぬが仏ということもあります…。
お買物のご相談や商品の価値に関するご質問をいっぱいいただいております。
知識の出し惜しみはしたくありませんが、答えにくかったり…、自分の時間が失われる上に残念な気持ちになることもあるので、基本的にお答えしないことが多いです。
着物は着るものです。
着ないものを売っても買っても、箪笥の肥やしです。
それは結局のところ…、新しいものの循環を悪くし、着物が売れない、後継者が育たない土壌となっています。
着ないものは買わない。(コレクションとして買うことはあります)
あればいつか着るものは、またいつかのチャンスもあります。
箪笥の肥やしにしないために、自分にとって必要なものを、焦らず、じっくり作品と向き合って買物をする。
それが結局のところ、幸せなお買い物です。
↑箪笥の肥やしにしないための着物収納部屋
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