今から1300年前に日本の歴史書が完成しました。
「日本書紀」です。
それ以前に編纂されたという「天皇記」と「国記」は乙巳の変で焼失されたとされているので、現存する最古の歴史書となります。
それは国譲り神話からはじまり、出雲は神々の世界、大和は現実の世界とされています。
特別展「出雲と大和」が東京国立博物館平成館にて開催中(〜 3月8日まで)
古代日本を知るまたとない機会です♪
すでに後期展示が始まっています。
出雲大社に隣接する島根県立古代歴史博物館の展示物がたくさん来ていました!
「きものカンタービレ♪」ならでは、今展覧会との展示比較をしてみたいと思います。
●模型 出雲大社本殿●
10分の1スケールの模型。高さ48m、長さ109mという巨大神殿。
心御柱と宇豆柱の発掘から想定しつくられたもの。
東京国立博物館平成館「出雲と大和」
島根県立古代歴史博物館
●弥生時代の青銅の銅剣●
ズラーーーーーーーーーーーーっと、青銅。
東京国立博物館「出雲と大和」
島根県立古代歴史博物館
●弥生時代の銅鐸●
東京国立博物館「出雲と大和」
島根県立古代歴史博物館
神の国となった出雲と、政治の国となった大和
見比べつつそれぞれが古代へと思いを馳せる
●三角縁神獣鏡●
島根県雲南市 神原神社古墳出土
邪馬台国の卑弥呼が魏へ遣いを送った「景和3年」の年号がはいった三角縁神獣鏡
奈良県天理市 黒塚古墳出土
三角縁神獣鏡
●出雲と大和の古墳時代の埴輪●
●「銀象嵌円頭太刀」古墳時代 島根六所神社●
●「七支刀」古墳時代 奈良県石上神宮●
ミュージアムグッズもいろいろ。
見返り鹿が可愛い♡
図録は武器になりそうなぐらいドッシリしています。
※展示室内での撮影及ぶ「きものカンタービレ♪」への掲載の許可をいただいております。