令和を迎えてはじめての初場所。
14日目です。
天覧相撲が14日目というのは珍しい…。
国技館の配置である、正、向、東、西。
正面から入って左が東、右が西となります。
違和感がある方も多いと思います。
これは、古来より天皇からみた視点によって決められているものなのです。
「天子は南面す」といわれるように、天皇は紫宸殿で南に向かってお座りになられます。
従って、天皇からみた「左が東」「右が西」となります。
京都市の左京区が右側、右京区が左側になるのも
関西の雛飾りが、左近の桜が右側、右近の橘が左側に飾られるのと同じ理屈となります。古来の日本は左上位です。なので雛飾りは本来は左側(向かって右側)が玉座となります。