「あれ…、長野にいるんじゃ…」とお会いする方々にいわれちゃいますが、東京に帰ってきております。

 

日々の装いは日記代わりにリアルタイムでアップしたいところではありますが、レポは落ちついてじっくり書きたいし、会期が短いものは早めにご紹介したい。

 

というわけで、今日からはじまった催事を。
 

 

「七緒の初支度展」銀座松屋にて開催中 (〜1月13日まで)

 

その中に、工芸ライターの田中敦子さんプロデュースによる「襷」プロジェクトのコーナーがあります。

 

田中敦子さんの審美眼に適った、日本の各産地の布、作家の布、更紗、世界の布を数奇屋袋に。瀟洒な裏地のセレクトも流石でございます。

 

田中敦子さんと♬

 

布好きのワタクシ。

 

着物が好きな理由のひとつは、平面裁断で布を纏うシンプルな衣服だからです。

 

そして、同じく平面裁断で布の素材感を楽しめるシンプルな小物が数奇屋袋です。

 

数奇屋袋は茶道でつかわれる帛紗や懐紙を入れておく袋物ですが、日常でもBAG in BAGとしてつかっています。

 

着物や帯は無理でも、数奇屋袋なら…と、ドンドン、ドンドン、ドンドン、ドンドン増えていくので、もう買わないっ!と思っていたのに、その思いを覆してしまう危険地帯。
 
上から時計回りに、郡上紬、インド更紗、川村成の吉野織、アフリカの布、濱野太郎の木綿。

 

表地に負けない、裏地につかわれる布も大地の力を感じる染織

 

大らかな防染が味になってる、こういう裏地っていいと思う。(書いてたら欲しくなってきた…)

 

 

こんな中でワタクシが選んだのは、西川はるえの手紡ぎ蕁麻×玉糸の数奇屋袋

 

野性味があり、でも柔らかく、この素材感を楽しみたい。

バッグの中を弄って触った感覚も良さそう。

 

そしてこの織味に魅かれました♡

表地の糸の染料は、アカシアカテキュー、くるみ外皮

裏地はインドの木版染め

 

布好きの方、おススメでございます!

 

 

 

「利休のかたち展」も開催中♪

 

 

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皆さまの寛容さと染織に対する好奇心が私の原動力です♡

 

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