4年前の11月、北海道二風谷のアットゥシ織研修で靭帯を損傷し、その2週間後、完治しないまま再び旅へでました。

 

松葉杖をついて、沖縄本島、宮古島、多良間島、石垣島、西表島、与那国島、竹富島、と沖縄の7つの島を巡ったという…@@;

 

2015年冬 八重山染織の旅 まとめリンク

 

その時に訪れた、石垣島のからん工房。

川平織の深石美穂先生を訪ねる at からん工房 / ぬぬパナ八重山勉強会の旅 その16

 

憧れの、深石美穂さんの市松花絽織♡

 

美しいものをみると、どうやってつくられているのだろう…と感興をそそられ、探究心に駆られます。

 

つくり手ではないワタクシは、綜絖や織機の拵えについて、理解するのは難しいのですが、それでも色んな産地を巡っていると、共通点や違いなどからみえてくることもあったりして、自分の好奇心を満たしているのです。

 

この布の美しさは今でも纏いたい染織リスト筆頭にある。

 

深石美穂「市松花絽織 & 彩絣」

 

工房での日々のお話は、布がうつしだす自然の陰影の美しさが風のように音のように、生活の中で奏でられているかのようです。ふわっと明るい空気が包んでくれるような幸福感に満たされました♡

 

石垣島のコッカラー(アカショウビン)のカラー姉ねとヤールー(ナキヤモリ)のルー君の掛け合いは親しみやすく知識がストンと入ってくる。

 

糸の精練の話は、誰にもわかりやすいように書かれていて、広く染織を伝えようという心が伝わります。

 

そして、草木染め、絣づくり、花綜絖づくり、機拵え、の惜しみない解説がすごい。。。

 

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沖縄が育んだ手織技法 市松花絽織&彩絣

 

深石美穂さんの川平織の紬。

 

赤城の座繰りの節糸の羽糸がつかわれた紬。染めはシイノキ。本の中に緯絣のシイ染の解説があった♬

 

絹本来の光沢と草木染めの淡く深い色の力があるのです。

 

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