喰い散らかしたように旅レポや展覧会レポが中途半端になっているので、少し時を遡ります。
9月初旬の ICOM京都大会2019 開催中の京都国立博物館
京博のシンボルでもある、明治古都館が特別公開されました。※会期は終了しています。
重厚感ある赤煉瓦づくりの宮廷様式の設計は宮内省内匠寮技師であった片山東熊。
片山東熊は、ジョサイア•コンドルの直弟子。
赤坂離宮(現 赤坂迎賓館)をはじめ、東京国立博物館表慶館、京都国立博物館特別展示館、神宮徴古館などを設計しています。
玄関ホールを入ると神殿のよう…。
中央ホールは自然光が入るようになっていました!
ギリシア様式のコリント式
アカンサスの葉が象られた装飾的な柱頭を特徴としています。
柱はエンタシスになっています。
荘厳なつくりです。
そして、正門はどことなくロシアの寺院のようなのも興味深い。
平成知新館からみた正門
「京博寄託の名宝 〜 美を守り、美を伝える〜」も素晴しかった!!!
古典的な宮廷様式美の真骨頂!
明治維新の欧化政策によってはじまる擬洋風建築から明治の近代宮廷建築、願わくばこういった重厚感のある建物が残って欲しい。
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