「My brands and products are built with inclusivity and diversity at their core and after careful thought and consideration, I will be launching my Solutionwear brand under a new name. I will be in touch soon. Thank you for your understanding and support always.」

 

「慎重な検討の結果、矯正下着のブランド名を新しい名前で立ち上げます。新しい名前は後ほど」※要約

 

キム•カーダシアンがツイートしています♬

 

全世界に向けて強く打ちだしたものを撤回するのも勇気がいることです。新しい名前がわからないので何ともいえませんが、とりあえず柔軟な姿勢をみせてくれたことに安堵。

 

新しい名前がわからないので、何とも言えませんが、多くの人の声が届いたのかな、と思います。

 

喉元過ぎれば熱さを忘れる…日本人。
文化の盗用という前に自分たちで文化を守らねばなりません。

 

この件は、日本人にとっての「着物」って何だろう…と、改めて考えさせらました。

 

 

 

 

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午前中は、共立女子大学の長崎巌先生の講義。

帯の変遷によって変化した小袖の意匠配置は、江戸小袖を訪問着にお誂えプロジェクト真っ直中のワタクシにはドストライクの知りたかったこと。勉強になりました!

 

そして午後からは、サントリー美術館へ♬

 

「遊びの流儀 〜遊楽図の系譜」が開催中(〜8月18日まで)

 

遊楽図に描かれる町人の衣生活。

小袖は形は同じなれど加飾技法が多岐にわたっていることがわかります。

 

平面裁断で直線縫いの布を纏うのが着物の真髄。

 

私は好きなことなら学ぶことも調べることも大好きで勉強は楽しいし至福の時間。
 
でも、着物好きの中でも「なんで着物を勉強しなきゃいけないの!」と怒る方もいらっしゃる。
 
当たり前のことですが、学びたくなければ学ぶ必要なんてありません。
 
ただ学ばない日本人よりも、学ぶ外国人のほうが着物を知ることになるかもしれません。
 
 
着物を買う人は、自分がその着物を着たいから、好きだから、購入するわけであって、知識があってもなくても、自分が納得できればいいだけのこと。
 
ですが、着物を売る側には、売り物についての責任が伴います。
なので、学ぶのは当たり前。知識も必要。
 
それは着物に限らずですよね。