どんよりとした空、ジメっとした湿度。
梅雨ですね。
 

手績みの苧麻がつかわれる上布は乾燥に弱く水を好みます。

 

雪国で越後上布や小千谷縮がつくられるのは日本海側は冬も湿度が高いからです。

 

八重山上布も宮古上布も織り手は苧麻糸が切れないように糸を湿らせながら織ります。

 

八重山上布は…、炎天下で着るにはちょっと暑い。

 

なので、梅雨時期や秋雨の頃に最適。

 

狩又幸子の八重山上布。

経糸は機械紡績苧麻糸のラミー、緯糸は手績みの苧麻です。

捺染絣ではなく珍しい絣括りの八重山上布。

 

帯は無地の生成りの芭蕉布に、蛇籠に秋草、そして翡翠(カワセミ)が刺繍されたもの。

 

着物と帯の同系色コーデは、ぼや〜っとしがちなので…

小林染工房の丹後ブルーの帯あげでメリハリをつけました♡

 

バッグは柳に鷺。草履の花緒も丹後ブルーのしけ引きなのですが、足元が切れてた。。。

 

自然布の中でも生成りの無地の芭蕉布の美しさは格別キラキラ

 

 

 

 

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