長着に羽織スタイル / 2019年大相撲五月場所 入り待ち その3 のつづき ^^/
五月場所、名古屋場所、そして九月場所で、本場所入りする関取が着用する着流しの絽の着物には、四股名、郷土愛、祈り、勝負に賭ける想いなどが染め抜かれています。
郷土愛が意匠として描かれている力士のきもの。
装いは人を表す。
きものから知る出身地。
大相撲には郷土の代表が郷土の期待を背負って土俵にあがっていたという歴史的な背景があります。故国や郷土への思いはどこの出身であっても大切にしてほしいし、それを知ることで互いを知ることになるというのは素晴らしいことかと。それが現れているものが、入り待ちでみることができる関取の夏の装いです。
奄美大島出身の明生のきものは「ハブ」!
青森県北津軽郡出身の阿武咲(おうのしょう)の着物には「ねぷた」
柳川市出身の琴奨菊の背には「柳川と有明花火大会」
ブラジル国サンパウロ出身の魁聖の着物には「コルコバードのキリスト像」
つづきます^^/
。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
Facebookページに「いいね!」をくださる皆さまありがとうございます。
相互交流までの余裕がなく心苦しく思いますが、励みになっております。
皆さまの寛容さと染織に対する好奇心が私の原動力です♡