平成から令和への改元を目前にしたゴールデンウィークの幕開けは寒い1日となりました。

 

【4月27日の装い】東京◇曇り / 最低気温8℃ 最高気温13℃

 

 

雨が降りだしそうな日でしたので、パールトーン加工したものを選びました。防水加工は風合いが変わりますので好みません。これは実際にやってみてわかったこと。ですがこうして雨の日に役立ってもいます。何事も試してみなければわからないし、好みも使い勝手も人それぞれ。

 

梨地の綸子に草花模様の付け下げ小紋に龍村美術織物の鳥に木立の帯

 

帯あげは丹後の小林染工房で自分で染めたしけ引き

帯あげと帯〆の色は着物と小物で統一しました。

 

時代の変遷とともに着物に限らず洋装もドレスコードの簡略化がすすんでいます。

 

付けさげ小紋に織なごや帯の装いは洋装でいったらワンピースのようなものですがちょっと仰々しい印象になるかもしれませんね。

 
 
第88回学習院大学史料館講座へ♪

 

この日は、三笠宮彬子女王殿下による明治から平成まで伝わる皇室文化、そして、漆芸、染織、帝室技芸員制度、陶芸の各分野の研究家による明治の美術工芸の特色の解説、シンポジウムがありました。詳細は別記事でご紹介します。

 

すでにニュースでも報道されていますが、新天皇即位を目前に控えられた皇太子徳仁親王殿下がご臨席されました。皇太子殿下は大学時代に日本中世史を専攻され、先月まで学習院大学史料館の客員研究員でもあられました。

 

日本の男性皇族のほとんどの方は生物学を専攻とされましたが、いよいよ歴史学を習得された新天皇が誕生します。