丹後の牛田織物の「天平聖武絹作品展」へ

 

高田馬場の茶道会館のお隣で開催されています。(〜4月24日まで)

 

経糸も緯糸も天蚕糸のみで織りあげられた紋意匠縮緬を新緑豊かなところからみるのも良い♡

鳥取県の天蚕繭(クヌギや楢を食べて育った野蚕)4000個がつかわれています。

天蚕繭の緑色の色素は生糸にするときに落ちてしまいますが、独特の光沢を放った黄みがかった色になります。そして染まりにくい特性を活かし一部つかわれることはありますが、天蚕繭のみで織られるという贅沢なものはまずありません。

 

 

天蚕繭のきものは、いつも拝むだけですが…^^;

愛用している小物もあります。

 

ヘチマの帯枕

 

そして足首ウォーマー

 

茶道会館の北見宗幸先生監修による野点セットも。

 

牛田織物の牛田宏さんとお嬢さんの北見雅子さんが本を出版されました。

 

今月はじめにその出版記念パーティーが丹後であり、お招きいただき楽しみにしていたのですが、列席できず残念。丹後は遠い…。

 

牛田さんの絵をみて、色鉛筆で描く絵には、絵の具にも写真にもだせない、空気感があるのだということを知る。

茶道会館での一コマ。手前の道行を着た後姿はワタクシです♡

 

そして、茶道家である北見雅子さんの出された「きものの手ほどき帖」

 

茶道で着る着物はファッションで楽しむ着物とはまた違った楽しみがあります。

 

どちらも楽しい! ←これ重要

 

この一冊があれば間違いなく心強い。

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お茶の先生に教わる きちんときもの手ほどき帖 (淡交ムック)