Bunkamura ザ•ミュージアムにて開催中の「クマのプーさん展」へ ( 〜 4月14日まで)
2018年にヴィクトリア•アルバート博物館にて開催された「クマのプーさん展」の国際巡回展。
アーネスト•ハワード•シェパードが鉛筆で描いた挿し絵の原画が日本へやってきました。
プーさんといえば、樹の上にあるミツバチの巣から蜂蜜を採ろうと風船に捕まって空中へ舞い上がる♪
ワタクシは…、風船を掴んでも重力に負けてる@@;
プーさんといえば…、蜂蜜を食べ過ぎて穴から出られなくなる。
ワタクシは…、セット壊さないように恐る恐る顔を出してみる。
プーさんの世界を堪能できるこの展示会では、一般の方も写真撮影可の場所が設置されています。
その効果もあってか連日の大混雑。
ワタクシがはじめていった日は平日で30分待ちでした^^;
ちなみにこの撮影で人が写り込んでいないのは、後日にプレスとして招待された時に許可をいただいての撮影だからです。主催者より会場内での撮影と「きものカンタービレ♪」への掲載許可をいただいております。
展覧会は「さて、お話ははじまります」「お話はどうかな?」「物語る術」「プー、本になる」「世界中で愛されているクマ」の5章で構成されています。
著者のアラン•アレクサンダー•ミルンとその家族。
「クマのプーさん」は一人息子のクリストファー•ミルンのために書かれたものです。
クリストファーのおもちゃのプーとその仲間たちの複製のぬいぐるみ
「クマのプーさん」の挿し絵を描いたグレアム•シェパードのぬいぐるみに似たテディベア
鉛筆で描かれた原画だけの美術展は地味になるかと思いきや、鉛筆ならではの複数線というのでしょうか。描き直した構図や動きがみえて何とも臨場感がある。
さて、この日は「クマのプーさん」を日本に紹介した翻訳者の故石井桃子さんのお誕生日。
「クマのプーさん ストーリーテリングナイト」が開催されました。申込み開始から数分で満席となった大人気イベントです。
石井桃子さんと「クマのプーさん」の出会いは、信濃町の犬養家。クリスマスイブに犬養家に訪れたときに西園寺公一氏が犬養道子さんにプレゼントした原書を石井さんが翻訳し読み聞かせたことが、プーさんのシリーズの日本語版のキッカケとなったのだそうです。
児童文学作家であり石井桃子さんと東京子ども図書館を設立し名誉理事長でもある松岡享子さんのお話によると、「クマのプーさん」は特殊な世界観があり、プーの世界にハマると「プー語」で話しだしてしまうくらいどっぷりはまる。しかし臨海期を超えてしまってから出会うと、なかなかこの世界観に溶け込むことは難しい。でも、耳から入ってくると、プーの世界にスッポリと入ることができるのだそう。
それが、ストーリーテリング。朗読とは違い覚えた物語を語って聞かせるものです。
語り手は張替恵子さんと金城節子さん。
お話を聞いて、自分の中にぼんやりとしか残っていなかったプーの世界が彩り豊かに広がりました♡
クリストファー•ロビンのサインが入った初版本もみせていただきました♪
松岡享子さんと。
とても素敵な方ですっかりファンに♡
「クマのプーさん展」限定のグッズも充実。
ディズニーとは違ったプーさん。
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