2月11日は建国記念の日日の丸


その由来は、日本を統一したといわれる神武天皇の即位の日。

日本書紀によると、神武天皇が大和橿原の宮にて即位されたのは「辛酉年春正月庚辰」とあり、歴代天皇在位年数をもとに逆算すると、西暦紀元前660年にあたります。

 

即位月が春正月、即位日は庚辰とあるので、それにより神武天皇即位の日を紀元前660年2月11日としたそうです。※他にも説があります。これが戦前に行われていた四大節のひとつ紀元節です。

現在は宮中祭祀において紀元節祭は行われていませんが、昭和天皇と今上天皇は2月11日に宮中三殿で臨時御拝を行い、橿原神宮へ勅使を派遣されています。

 

神武天皇を橿原の地へと導いたのは八咫烏。
三本足の烏といわれますが、古事記も日本書紀も足が三本であるとは書かれていないため、後世になってから中国の三足烏と混同されたという説が有力です。

 

秋場の緯絣の結城紬に松に烏の刺繍帯

 

八咫烏にちなんで、松に刺繍の帯

 

結城紬の緯絣が烏の足跡のよう