黒紋付五泉羽二重に川島織物の菱に浮線綾(ふせんりょう)文の八つ藤の丸の帯

 

不祝儀の扇子は決して開かず、葬儀の後は処分します。これは地域や家によって違うようで不祝儀に扇子は持たない慣習のところもあります。帯〆の房は下向き。

 

着物生活をしておりますので、通夜、告別式、すべて和装で通しています。ですが…、そのときのことをネット上にあげるという気持ちにはならないものです。なので、なかったことのようになっている…ということがほとんどです。

 

しかし「きものカンタービレ♪」をブログという形でやっている目的は、着物を着るのは日本人だったらごく自然なこと と、多くの方の眼に慣れていただく、ということにあります。

 

多くの方が思い悩む、喪の装い。

 

どの場所に何を着ていたか、どの着物にどんな帯や小物を合わせていたのか、着物エンドユーザーが絵空事ではない現実のことをご紹介することが、ブログのよいところですので、そこをなかったことにもしたくなく、故人とご遺族との関係を推みて、記事にしていきたいと思います。

 

とても大袈裟なようですが、人にはそれぞれ生きている上で役割がある。

 

私の役割は、着物生活を紹介することで「着物はいいものだ」と思っていただくことでしょうか。

 

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