鳥尽くしのコーデにしてみました♡
 
【11月30日の装い】東京◇晴れ(湿度カラッとしている) / 最低気温8℃ 最高気温15℃
 
このところ、黒の絵羽織のカチッと感が気に入っております♡
 
大彦の野鳥が描かれた黒の絵羽織
 
南雲織物の薔薇文様の本塩沢。
塩沢御召の身体に沿う落ち感が心地良い。
 
輪だしの帯あげに道明の幡垂飾の唐組
 
れえすの花の黒鳥と白鳥の刺繍帯をコーディネート
 
林檎に野鳥の描かれた油絵調の古布をコラージュした松枝忍のバッグ
 
大彦は友禅といえば京都だった1875年(明治8年)に大黒屋初代、野口彦兵衛が東京にて創業。様々な染色技術の研究を行い独自の意匠で、京友禅に劣らない東京友禅をつくりだしました。あまりにも芸術性の高すぎるその作品は、観賞用として世界中にコレクターがいるといわれています。野口彦兵衛には功造と真造という息子がおり、次男の真造が大彦を継ぎ、長男の功造は大羊居を創業。その後、功造は子に恵まれず、真造の娘が養女となって大羊居を継承しました。
 
現在、大彦は新しいものをつくっていないため残念なことに新作をみることはできません。コレクター…といえるほどではありませんが、ワタクシも鳥の描かれたものを集めています。
大彦の特徴は糸目糊で輪郭線を描き、その糸目も意匠として残しつつ彩色している絵画調。そして刺繍で表現した立体感。
描かれている野鳥の名前がわからず…。
ご存知の方いらっしゃいましたらご教示いただけましたら幸いです。
 

「大彦」と「大羊居」。

どちらも、素晴しいですが、ワタクシは、今は無き大彦のクセのある感じが好み。大羊居が生クリームのショートケーキだとしたら、大彦はチーズケーキっぽいというか、お料理でいったら、大彦には茗荷が入っていそうというか。。。

 

晩秋のお出掛けに羽織はピッタリ。

室内でも着用できるので美術鑑賞などでとても重宝します♡

 

衣桁にかかっているのは、皆川月華の手描きの振袖♡

うさぎ社長に色々と教えていただきました♪

 

。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 Facebookページに「いいね!」をくださる皆さまありがとうございます。

相互交流までの余裕がなく心苦しく思いますが、励みになっております。
皆さまの寛容さと染織に対する好奇心が私の原動力です♡

 

「きものカンタービレ♪」のFacebookページ矢印