気温が10℃〜20℃のこのわずかな期間が、私にとって袷の着物を心地よく楽しめる季節です。
 
暖房が入る真冬になるとまた単衣を着ています。外出先にもよりますが、暖房が効きすぎていて暑いのに着脱できないというのは、身体が疲れますし、汗は絹に大敵なのです。

 

着物生活をしているワタクシは、単衣の着用期間が長いので、ここ数年は、お仕立てはほぼ単衣にしたり、袷から単衣へ仕立て替えをしておりました。

 

しかし、着用頻度が多すぎて着物の生地が傷むのが早く…。結局のところ、八掛がついている袷のほうが、表地への損傷は少ないので、また袷に戻したりしています@@;

 

着物生活…、実際にやってみると日々気づきがあり、ああしてみよう、こうしてみよう、と思考ロジックは変化します。その道筋を覚書として残しておけるのがブログの利点です。

 

いわゆるマニュアルというのはあくまでも参考程度。

快適な着物生活は、日々、己の実践と体感があるのみ。

そして、その実践は楽しい♪

 

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パルメット文様の塩沢御召にれえすの花の和本に雀の刺繍帯をコーディネート

 

パルメット文様とは、古代オリエントに起源を持つ、棕櫚の葉を扇状に広げた装飾文様のこと。

 

古代エジプトのロータス(蓮)文様から派生し、パルメット(棕櫚ナツメヤシ)からアカンサス(ハアザミ)、アンテミオン文様になりギリシアやローマの建築装飾にみられます。日本へは唐を経由して伝わり、唐草文様、宝相華文様に発展していきます。正倉院文様にもみることができます。

 

帯あげと帯〆は帯にあわせてチョイス

 

バッグは松枝忍の竹に雀の古布コラージュ

 

このコーデを撮影したのは、11月中旬。

 

その1週間後がこれくらいの色づき。

さらに1週間後の昨日は写真を取り損なう@@;

 

気がつけば…、霜月最終日!!!
今年も残すところあとひと月となりました。
ああ、またレポが中途半端@@;
 

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