大島紬は広義では紬とされていますが、経糸、緯糸ともに、紬糸ではなく本練絹撚糸がつかわれます。夏大島はさらに強い撚りがかかった強撚糸がつかわれることで、サラッとした地風となります。強撚糸がつかわれていますが、本塩沢や夏結城のようなシボはありません。水にも強いので、梅雨の季節によく着ています。

 

本場奄美大島紬NEXTミーティングへ。

 

本場奄美大島紬は分業制でつくられています。各工程のすべてに専門の職人が必要となるのですが、後継者がいなくなり、技術を要するものはこの先つくれなくなるかも…という危機的状況にあります。そんな中で、各織元から若手の職人が技術を継ぎ、30工程以上ものすべての工程を分担し、若い世代に好まれる本場大島紬をつくるプロジェクト。その報告会です。

 

プロジェクトリーダーの南晋吾さんから、奄美大島の職人の現状、生産反数、本場奄美大島紬の工程、プロジェクトの進行状況などのお話がありました。

 

イギスという海藻をつかった、絣糸の糊張り。大島紬の最大の特徴、締機で織られる絣筵は、経糸に木綿糸、緯糸に糊張りした糸がつかわれるのです。この工程は晴れた日の朝に行なわれるのですが…、朝香沙都子は果たして、梅雨明けした奄美でみることができるでしょうか!?

 

【6月23日の装い】東京◇雨(湿度100%) / 最低気温20℃ 最高気温23℃

 

南国の唐草文様の夏大島に南国の魚たちの紅型帯で、南の島コーデ♪

帯あげは井澤屋、帯〆は中村正

 

南国の唐草文様の夏大島に瀬底島の紅型工房「べにきち」の南国の魚の紅型帯。

 

会場は代官山にある某会社のオフィスだったのですが、南国の植物で溢れていて、奄美大島のよう。

南さんは雨の中、奄美から反物と美味しいお菓子をもってきてくださいました♪

 

その後の打ち上げも盛りあがるヾ(@°▽°@)ノ

 

 

:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 Facebookページに「いいね!」をくださる皆さまありがとうございます。

相互交流までの余裕がなく心苦しく思いますが、励みになっております。
皆さまの寛容さと染織に対する好奇心が私の原動力です♡

 

「きものカンタービレ♪」のFacebookページ矢印