地白型の型紙の一手間 / オーケストラの帯がやってきた♪ その2 のつづき♪

 

「オーケストラ」の帯の彩色については、2月に京都で栗山工房の西田裕子さんと打ち合わせをして決めました。

見本で染めてくださった裂地をみながら、好みの色をピックアップ

 

当初はタレの色はサーモンピンクで考えていたのですが、色々あって…、タレの色はベージュ色にしました。

 

で、再び彩色の色をシャッフル

朝香「葉っぱになるグリーンの色は上の9、10が好みです。 で、お花はピンクの2、3、と、黄色とか??? で、上の11か、下の15のブルーがあると、夏らしくなりそう??? うーん、シャッフルしちゃうと全体の調和がどんな感じになるかですが^^; でもタレの色がベージュなら、上の9、10のグリーンをいれて、オレンジなしでピンクと黄色でお花にするとかでどうでしょう? 向日葵は黄色がいいような気がするんですよね…」とお願いしました。

 

栗山工房「涼しそうなのは、ピアノがあるので、涼しそうでなくても良いかもと思います。生地が透けていることと、基本的に白地なので、それで大丈夫かと。ブルーを入れるとどうしても、ヴァイオリンに似てきてしまうので。11、15は、補助的に小さい部分で。ピンク濃淡、色入りという感覚で仕上げるのは、如何でしょうか?もちろん、葉っぱに緑、弦楽器は、茶系で」とのこと

 

で、こんな感じに。西田裕子さんのセンスのファンなので基本的にはお任せしています。

 

糊置きの段階でお写真をいただきました。

「糊置き」は、生地を板に張り付けて型紙を置いて、ヘラで防染糊を置いていく作業。糊がついたところはその上から染料を乗せても生地に浸透せず染まりません。糊を洗い流すと白く浮きでるようになります。

そして、地白型の空間にオリジナルエンブレムが\(゜□゜)/

 

地白型の「彩色」はこんな感じになります。この段階で「もう少し黄色を足してください〜♪」とお願いしました。

裏側からみたほうがイメージが近い。すでにメルヘンチックで可愛い♡

 

そして、染めあがってからも色々あるのです。つづく!

 

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