単衣の着物でも汗ばむ陽気がつづく東京です。
染織関連ではテンションが高いのであまり信じていただけないのですが…、貧血もちで突然バタンと倒れることがあります。ドジョウを食べてもどうにも体力が回復してくれないので、着心地の良いものを。
手織り両面浮花織のひとえ仕立ての与那国花織はふわっと空気を纏うような風合い。身体にとても楽です。
【4月27日の装い】東京◇曇り(湿度62%) / 最低気温15℃ 最高気温22℃
福里政子の与那国花織。幾何学文様の花織は昔は役人のみに着用が許されました。直線的な構図に咲く可愛らしい小花。染料は月橘、琉球藍、車輪梅、ガジュマル、福木、すべて与那国島の植物で染められています。
木芍薬の染めに刺繍帯をコーディネート。
牡丹と芍薬は交配がすすみ違いがなくなりつつあるので、牡丹の季節が過ぎたら木芍薬の帯としております。
帯あげと帯〆はシンプルなものを。