新宿の森の中、遣り水のあるところでは雅な装束の方々が…(ノ゚ο゚)ノ
「曲水の宴」が催されておりました。
「曲水の宴」とは、古代中国(三国志の魏の国)の上巳の日に川で身を清め不浄を祓う習慣の上巳の祓から、日本では遣り水のほとりに坐り遣り水に盃を浮かべて、流れてくる盃が自分の前を通り過ぎる前に和歌を詠むというという宴になったとされています。
お題は「水」
歌を詠み盃の酒を飲んで次へとおくります。
この曲水の宴を催されたのは「星と森披講学習会」の方々。
「披講」とは新しくつくられた和歌に節をつけて歌うこと。
一度読み上げてから二回目には節をつけて歌います。
披講の旋律には甲、乙、上甲の三調と甲、乙、乙の乙、乙の甲の四調とあり、衣紋に高倉と山科があるように披講は綾小路と冷泉の二流があります。
曲水の宴は毛越寺や上賀茂神社、太宰府天満宮などでされるのが有名ですが、東京でされることはまずありません。
それは遣り水がないから…。
おとめ山は東京名湧水57選にも選ばれた水の名所でそこに流れる小川を遣り水として利用したという、画期的な宴でした♡
ホタルも住むという水のある公園
灯台下暗し…、ここ新宿ですから
都心のど真ん中で、後楽日和に雅やかな装束と旋律。
ありがとうございました〜♪
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