一昨日、染芸展の会場にバッテリーを充電したまま帰ってしまい、結局最終日も染芸展へ。おかげで先生方とお茶もできたし、再びゆっくりと鑑賞できました♪

 

生駒暉夫さん

 

生地の素材を活かして意匠構図と模様を描かれています。まず白生地で仮仕立てをしてから構想をし図案を描かれているのだそう。

緯糸に栗繭の糸が入った生地には栗繭の節を活かした熨斗目柄はきつい印象にならないように叩きで境目を暈してしあげられていました。

 

桑原牧子さん

 

こちらも地紋が活かされた熨斗目模様。市松のタイルや菊唐草がとてもモダンに配された訪問着。唐草の中にチラッと鳥がいるのを見逃しませんでした。

大学時代は書道を専攻されていたそうで、文字体もお得意だそうです。夏の力士の着物、タニマチの皆様、発注されたらいかがでしょう。

 

最終日は着物姿のお客様がいっぱいで、つくり手の先生方もとても驚かれていらっしゃいました!

 

※会場内での撮影及び掲載の許可を主催者さまよりいただいております。

 

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【3月4日の装い】東京◇晴れ(湿度51%) / 最低気温8℃ 最高気温20℃

 

唐草模様の後染めぜんまい入り紬。ぜんまい紬…となっていたようですが、ほんのちょっとぜんまいらしき糸が節糸にはいっているだけです。なのでとくに暖かくはない。

川島織物の幾何学文様の織なごや帯をコーディネート

 

バッグは「花咲か爺さん」の古布コラージュ。ココホレワンワンと書かれています。

 

草履の花緒は登喜蔵の繭先染めずりだし紬の裂地。全て丹後の植物から採取した自然の色です♡

経糸と緯糸は杏に桜と梅と栗を重ねて染めたもの / 縞糸が椿、桜、楊梅、桑、珊瑚樹、合歓木

花緒制作と台は菱屋カレンブロッソ

 

松葉に若松模様の羽織が活躍しています。

羽織紐、帯〆は龍工房

 

今日の東京は春の嵐ですね…。

嵐の日は撮影どころじゃなくて写真がないことが多いです@@;

皆様もお気をつけて。

 

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