◇第12回 きもの文化検定 合格者表彰式•記念パーティー◇
きもの文化検定の合格者表彰式と祝賀会は、1級合格者が誕生した第4回から開催されています。私は初回の第4回から参列しておりますので今年で9回目の出席となりました。全出席しているのは珍しいかもしれません…(・_・;)
後ろの手を広げた男性は、きもの文化検定広報委員の赤木南洋さん。
「キモノでジャック」を発案し着物文化を世界的に裾野を広げた方です。
◇序章 〜市田ひろみ美容室〜◇
ヘアセットと着つけは市田ひろみ美容室でお願いいたしました。
朝からきもの文化検定のパーティーに出席する人でいっぱい。同窓会ムードです♪
日本全国からやってきた、セミナーや試験はもちろん、産地の工房見学などで顔見知りになった方々、ぬぬパナレクチャーに遠方からいらしてくださった方々とも「お久しぶり〜っ」とお会いすることに。梳き毛の最中の頭が爆発!?してたりして「こんな頭でごめんなさいー」とご挨拶してお互いに大爆笑してしまったり…(^_^;)
◇呈茶席◇
ご一緒した、美しいキモノ編集部の棚町敦子さんと栗山工房の西田裕子さん
◇表彰式◇
今年は2232名が受験。(ちなみに第1回きもの文化検定の受験者は7236名。)
1級は231名が受験し14名が合格という合格率は7%未満の難関でした。
首席の方によるスピーチが毎年グッとくる…。さすが首席になる方はお話も上手。
年に一度、合格者の方のスピーチをお聴きして、私も1級合格へ向けて努力していた頃のモチベーションを保っているように思います。
こうした機会があるって大事なことだな…とつくづく思い、大切にしたいものです。
◇コシノジュンコ先生の講演会◇
フランス国立ギメ東洋美術館で開催中の「着物•オ•ボヌール•デ•タム展」のためにパリにいらしたところ、前日にきもの文化検定のためにご帰国されました。
松坂屋コレクションから小袖が約150点出展。長崎巌先生が解説を担当されるとのこと。そして日本の着物に影響を受けたデザイナーの作品も出展されるのだそう。その美術展のお話、そして東京オリンピックへ向けて、さらにその先の大阪万博へと、着物業界の未来を見据えた展望を語ってくださいました。
コシノジュンコ先生の着物は園部正則さんによる墨流しの訪問着。園部さんも会場にいらしていました。コシノ先生はいつも振りが長いものをお召しになれているのですが、振りから上前へかかる意匠がとても映えて、パーティーにはこんなものもいいなあ♡と思って拝見しておりました。
◇門川大作京都市長による乾杯◇
京都は条例で日本酒での乾杯が義務づけられています
門川市長のスケジュールは、毎日が式典@@; 京都という土地柄なのでしょうか…。
◇お料理◇
デザートは「襲の色目 桃重ね」
赤、白、緑は上巳の節句で菱餅につかわれる色でもあります。
◇恒例の市田ひろみ先生セレクトのファッションショー◇
会場から20名の方が選ばれました♪ 今年も染織の技法ではなく、色と意匠そしてコーディネートを重視されて選ばれていたように感じました。
おばあさまと大おばさまから譲られたアンティークの着物と帯をお召になられた1級合格者の方。アンティークはドレスコードが「きもの」という自由なパーティーではとても栄えます。代々継承されているのも素晴しい。
右はお母さまの振袖をお召しになられてお母さまとご列席されていたお嬢さま。
絞りと濡れ暈しに刺繍と凝りに凝ったものでした。
こちらの方は、市田先生から「階段降りてレッドカーペットを歩いて〜」といわれ、素晴しいウォーキングを披露してくださいました。「端までいかなくていいのっ」と関西人の市田先生に突っ込まれていらっしゃいましたが、あまりのウォーキングの美しさに「来年もお願いね」とお願いされていらっしゃいました^^
美しい暈し染を着ていらした博多美人♡
指先まで行き届いたこのポージングも素晴しい。舞台映えする色ですね〜。
◇最後に…◇
市田ひろみ先生と司会をつとめられた京都のいけず女優のこばやしあきこさんと
また来年も皆様とお会いできますように〜:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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