冬のキーンとした空気に澄んだブルーは似合う気がします。
そして冬は夜空の星が美しい
射手座の季節なので、雪化粧した冬景色の夜空に射手座が描かれた塩瀬地の染め帯。
ですが…、射手座は南斗六星が含まれる夏の星座ですので冬の夜空でみることはできません。現実的にはない光景、冬のファンタジーです。
射手座はケイローンが弓を引く姿。
半人半馬のケンタウルス族のケイローンは賢者であり弓の名手。アポロンとアルテミスの弟子でもありました。ヘラクレスが誤って放った毒矢にあたり不治の傷を負ったことで不死身を放棄し死を願います。そして星座になった…というお話だったような…。
型紙は増井一平、染めは小林義一の江戸小紋「雨音」にコーディネート。ショパンのソナタの楽譜と雨の線が意匠化された型紙の江戸小紋です。
帯あげ、帯〆もブルー系で統一しました。
赤×緑のクリスマスカラーらしさも楽しいですが、ブルー×白もこの季節にスカッとして良いと思います♪
冬の朝の空気はキリッとしていて清々しい。
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