「のれん -芹沢銈介の原点-」芹沢銈介美術館 / 2017年晩秋 葛布と日本の自然布の旅 その2 のつづきです^^/
古代織連絡会の仕切り役をされている、大井川葛布へ
日傘の里帰り〜ヾ(@^▽^@)ノ ←日傘についてはあとで。
全国の古代織産地の中では日帰り圏内にあり、いつでもいけそう…と思っていたがゆえに…、じつはじめての訪問でした。(皆さまに、えっ!っと驚かれた…@@;)
そして、この地はあの!大井川鐵道の走っている地。幻となった蒸気機関車を動態保存し、現在でも4両のSLが走っているのです。(今回は乗れてませんが、ぜひ次回!)
タイへ渡った出征機関車で現在大井川鐵道が所有している唯一のテンダー機関車。1979年に日本へ戻り現在は日本国鉄の色に塗装されトーマスのジェームス号として走っています。
そう、大井川鐵道は期間限定でトーマス号が走ることで有名なのです。
通常は全国の私鉄を引退したレトロな車両が走っていてこれもたまりません♡
東急ではお馴染みのるるんの原型もこちらにある。
※上記写真4点はwikipediaより
金谷はお茶の産地。お茶畑をSLが走ります。写真は左京園のHPよりお借りしました。
こちらの金谷という一番茶の深蒸し茶が美味しかったので、お土産に買っていったのですが、これがめちゃくちゃ評判が良かった!
左京園さんはマルシェとして都内や東京近郊でも出店していらっしゃいます。
あ…、鉄道とお茶の話はさておき…。
葛布です。
大井川葛布の帯。
経糸は赤城の座繰り糸、手績み苧麻糸、綿。緯糸に撚りをかけない葛糸がつかわれています。そして天然染料による染め。光沢が半端じゃないのです。
葛は日本中ありとあらゆるところに自生しているマメ科の植物。
この写真は夏に信州で撮影しました。が、東京でもよくみかけます。
葛の根から採取される葛粉のくずもちや漢方薬の葛根湯は誰もが知っていると思いますが、ここから繊維が取れることは現代ではほとんど知られていません。
葛布の歴史、糸づくり、(村井親方の受け売りですが)つづきます!
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