「KIMONO ROBOTO 〜伝統が織りなす未来〜」エキシビジョン&オープニングレセプションパーティーへ♪
着物とロボット(・_・;)?
絹、木綿、麻の天然繊維の質感は人の肌にこそ合うと思っているので…、ロボットが着物を着るイベントってどうなのかしらっと…謎に思っていたのですが、ロボットが纏っていたのは1点。
両端のロボットのアームの先端にはカメラが内蔵されていて設置されているタブレットからカメラで接写したものがみえるという趣向です。
世界最大の統合型リゾート企業であるメルコが2014年から取組んでいる着物プロジェクト。
日本全国を代表する染織のコレクションです。着物制作の依頼だけでなくその工程を伝える映像づくりもされています。
お誘いくださった小千谷縮の樋口隆司さんご夫妻と
話題のパーティーピープルが集うレセプションでした。
このコレクションは23点制作されており、東京では13点がお披露目。
メルコリゾーツ&エンターテインメントCEOのローレンス・ホー氏、モデルのケイト•モスさん、森星さんと全国の染織のつくり手及び関係者の方々。
千總の仲田保司さん
京都友禅史会所蔵の国指定重要文化財である18世紀の束熨斗文様振袖を復元。
驚くなかれ…、これらは化学染料をつかわず草木染めで染められているのだそう。
ガラス越しでなく肉眼で見ることができて嬉しい♪
緯絣の雪の結晶が素晴しい樋口隆司さんの作品「雪空晴れる」
小千谷縮の特徴の糸に撚りをかけ「湯もみ」によってでるシボ
最終工程である「雪晒し」は晴れる日が多くなる2月下旬から3月の晴天の日に行われます。雪に紫外線が反応することにより発生したオゾンによって殺菌、漂白されて白い部分はより白く、色柄部分はより鮮やかになるといわれていますが、科学的な根拠はありません。
計算しつくされた雪の結晶がなんとも素敵♡
こちらは有松絞り
竹田嘉兵衛商店の竹田眞敏さんと羽田野孝行さんと
渡文の唐織の能装束
加賀友禅の柿本市郎さんの作品。久しぶりに柿本先生にもお会いできました!
阿波しじらの長尾織布の長尾伊太郎さんと
レセプションには女優さんやモデルさんをはじめとして、同じ星の人間とは思えないような長身のスタイル美人がいっぱい。たくさんの芸能人やアーチストの方々がいらしていたようです。
編集部の方々はじめかつての同僚にも遭遇^^; そうか、パーティーピープルなのね。
私が興味があるのは染織のつくり手のみなので気にしていなかったのですが、こうした宣伝力ある著名な方々に日本の染織文化を知っていただき、ぜひ購入して着ていただきたいものですね〜。
「KIMONO ROBOTO 〜伝統が織りなす未来〜」表参道ヒルズ スペースオーにて
( 〜12月10日まで)
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