Happy Halloween~こうもり

 

大学時代、ハロウィンという行事はまだ日本で普及していず、とてもマイナーなものでした。アメリカ育ちの帰国子女の先輩の発案により「ハロウィンの夜は仮装をして後輩の家に訪問する」というイベントが企画され、なんだかよくわからないまま、真夜中にでかけていたという…(・_・;)

 

私たちは仮装の意味をどこか取り違えていて、バイト先の警備員の格好だったり、太極拳の格好だったり、剣道着だったり、私は某有名女子高校の制服(後輩からの借り物)だったり…。仮装というより、間違ったコスプレでした。

 

車での移動中に警察官から尋問され「ハロウィンの仮装です!」っと説明するも、ハロウィンを理解してもらえず…。その後、こんなにポピュラーな行事として日本に定着するとは思いませんでした。

 

古代ケルト人は1年の終わりを10月31日としていて、その夜には死者の魂が親族のもとへ帰ってくるとされていました。何だか日本のお盆に似ています。そして死者の魂だけでなく精霊や魔女といった魑魅魍魎があらわれるとされ、彼らから身を守るために自らも魔女やお化けに仮装して魔除けの火を炊いていたのが、ハロウィンの由来とされています。

 

ハロウィンの名前の由来は11月1日の万聖節の前夜にあたることから、All Hallows(万聖節)のeve(前夜)のHallowseveがHalloweenになったのだそう。

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「ハロウィンは普及したのに、着物を着る人が増えたとはいえ、お正月の着物とかどうしてもっと普及しないのかな…。」

 

「ハロウィンには、メンドクサイこという人がいないからに決まってるじゃないか」と、夫の言。

 

なるほど…。

 

着る人(買う人)がいなければ着物に未来はないのにね(-。-;)

 

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