地染め〜暈し染め/ 小林染工房の丹後ブルー×栗山工房の京紅型のコラボ その3

のつづき^^/

 

 

固い鍵盤は型染め、音が流れてきそうな天板は暈し染めで表現♪

 

小林染工房から再び栗山工房へ

 

⑱蒸しをして丹後ブルーを定着させます。

栗山工房は一貫工程でつくられていますが、蒸しの工程だけはムラなく蒸し仕上げるために大きな設備が整った専門の施設にだしているのだそう。なので写真はなし。

 

⑲そして最後のの水元

反物を水の中でジャブジャブと振り動かして水との摩擦で余分な染料や糊を落とします。

糊が落ちて鍵盤が現れました!

 

⑳湯のしをして出来上がり♡

手先と帯裏にオリジナルマングースエンブレムをいれています。

最後にマングースの目を入れて完成。画竜点睛♪

 

手先の位置もバッチリ♡


帯のお仕立てをお願いしている帯のカクマさんに、前回お願いした帯から設計図を書いていただきました。

前回のお誂えでは生地を持ちこみお願いしたのですが、その生地の寸法が短すぎて、染めるのも、お仕立ても大変だったことを踏まえて同じは二度と踏まように、これを参考にしてお太鼓裏と手先の型付けをしていただきました。

 

こうして出来上がったこのコラボのピアノ帯は夏大島の生地をつかった帯なので、単衣にも薄物にも、紬にも小紋にも合わせることができる、夏の音楽祭シーズン、大変重宝する帯となりました〜♪

 

9月にも締めたかったけれど、チャンスがなく来春のお楽しみとします。

 

今日からはじまる、きものサローネで、小林染工房×栗山工房のコラボ第二弾を発表されるとお聞きしたので、参考になるように必死のパッチで工程レポをあげきりました。夏休み最後にあわてて宿題を終わらせた気分〜(;^_^A

 

「必死のパッチって何?」と夫からつっこまれましたが、これって関西弁だったんですね…。なんで私はつかっているのだろう(謎)

 

ちなみに頼まれているわけでもなく、「きものカンタービレ♪」を読んでくださる方のために好きでやっていることでございます。

 

第二弾のコラボ、楽しみです。

そして、またお願いしちゃった♡

 

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