今回のお引越しで2tトラック×2台分の家財道具を断捨離いたしました。

 

着物生活をはじめて10年ですが、その前はバリバリのコンサバファッションフリークだったので、超大型クローゼット2つと洋服箪笥2棹にいっぱいの大量のお洋服がありました。コンサバファッションといえど、流行が過ぎれば着ることもないにもかかわらず捨てられず、そしてお洋服は嵩張るので場所をとるばかり…。

 

ミス アシダ、ミッチ、カズ イトウ、君島一郎、フォクシー、といったコンサバブランドの王道のものや、セリーヌのクルーズライン、など処分するにはあまりに惜しいものばかりだったのですが、人様に譲ろうと考えると時間がかかり、何よりもお洋服には流行があり、自分が着ないものは人様も着ることはほぼないのです。先日、婦人画報編集部の方から、貴重な初期の作品だけでもデザイナーに寄贈したら?とアドバイスいただき、その手もあったか!と思いましたが、時既に遅し。考えすぎると進まない状況から一刻も早く抜け出すために、ここは割り切ることにいたしました。

 

6つの本棚に満杯だった書籍は、この先の電子書籍化を見込んで、染織、音楽、美術、芸術関係を残して、小説や漫画はほぼ全て処分。

 

重厚感ある家具が好みだったので、嫁入り道具として揃えてもらった家具やイタリアから持ちこんだ家具も一部を残して処分。

 

そして、トラックいっぱいに詰められた処分品をみて、今までの暮らしを猛反省いたしました。

 

この先はシンプルに暮らす…、などと公言できるような無欲さとはかけ離れた性格であることを自覚しているので、そんなことは申せませんが…、やはり時間と空間にゆとりを持った生活を心がけたいと思います。

 

大量にあっても処分できなかったものにアルバムがあります。これは倉庫で保管することに。スキャンしてデーター化したいところではありますが、何せ枚数が多すぎて…、無理。アルバム整理をはじめたら、日が暮れるどころか年が明けます@@;

 

ブログをはじめて何が良かったかといえば、過去の写真を検索ですぐに探すことができることでしょうか…^^;

 

整理していてみつけた子供のころの写真。

今では考えられませんが、この頃は着物は嗜好品ではなくて、お稽古事や行事で強制的に着なければならないもののように思っていました。ですがいつの間にか着物で生活…。

 

そして、着物収納部屋だけではなく居住空間も育った家のような和室中心を求めていました。4t処分したとはいえ、それでもおびただしい数の段ボールに囲まれていて落ちつくのはいつになるやらです。

 

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