衣紋道高倉流東京道場のエントランスには菊の花を真綿で包む菊被綿(きくのきせわた)が飾られていました。重陽の節句にちなんで菊の装い。

お茶席などでは心づくしとかぶらないようにちなみ柄はさけますが、行事でのちなみ柄は楽しむためのあえての装いです。

 

【9月6日の装い】東京◇霧雨のち曇り(湿度99%) / 最低気温20℃ 最高気温23℃

 

気温的には単衣でも快適に過ごせそうな気がしますが、霧雨の日は雨コートが必須となり湿度が高いと蒸れますので、無理せず夏素材で秋文様のコーディネートしています。

絽縮緬の帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房。着物がブルーなので小物で秋色をプラス。

帯は紗の生地に古裂を切り嵌めしその上に柘榴の果実と小鳥が刺繍されています。

一昔前まではアンティークの着物屋さんで古裂を上手くつかった素敵な帯がつくられていましたが、今はあまりみかけなくなってしまいました。

 

ススキにウサギの古布コラージュの籠トートは松枝忍。

雨コート、雨傘、草履の前坪、籠バッグの内袋、すべて紫色で統一。

 

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