今日から天皇皇后両陛下がご静養のために軽井沢入りされます。軽井沢〜草津は喜びの歓迎ムードでいっぱい♡

 

さて、かつての軽井沢駅旧駅舎には皇室や海外からの来賓客のための貴賓室がありました。

 

軽井沢駅旧駅舎は1997年の長野新幹線(今の北陸新幹線)の開業によって取り壊されましたが、新駅舎の開業後に明治期の姿に再築し旧軽井沢駅舎記念館として運営。しかし2017年3月をもって閉館となりました。そして2017年秋に迎えるしなの電鉄開業20周年事業の一環として新たな施設としてオープンするのだそうです。

 

この重厚感ある貴賓室は、軽井沢の歴史と文化を象徴する空間としてラウンジになるそうですが、どのように再利用されるのか気になるところです。

このソファーセットは旧三笠ホテルに移設されたとのこと。

記念館には皇室とゆかりのある軽井沢らしく天皇皇后両陛下の軽井沢ご滞在のお写真も飾られていました。

この夏は「テニスコートの恋」と称される両陛下の軽井沢での出会いからちょうど60年。想い出の地を巡られるのでしょうか。

 

1階にあった信越本線碓氷峠に関する展示資料は旧軽井沢銀座の観光会館に移設されています。

隣接してる旧1番ホームがあり列車が展示されていましたが、この旧ホームが再び活用され列車が発着することになるようです。

 

するとこれらの列車はどこへいくのだろう…@@;

 

最後の国鉄直流急行型電車169系(クモハ169-6)。雪国仕様のスノープラウ付、難所であった横川〜軽井沢の協調運転が可能な設計。

 

1912年にドイツのAEG社で製造し輸入されたアプト式電気機関車(10000型)。

日本唯一の急勾配幹線として余りにも有名だった横川〜軽井沢間の碓氷峠のアプト路線。ラックレールと呼ばれるギザギザのレールを走行用のレールの間に敷いて機関車に取り付けられた歯車をそれに噛み合わせて急勾配をクリアする方式をとっていました。これがアプト式です。この線路の中央にあるギザギザがラックレール。

 

軽井沢の密かなお楽しみスポットがまたひとつ消えてしまったのが残念…(ノ_-。)

 

この日の装いは、小千谷の織田工房のマンガン捺染の絣の小千谷縮に栗山紅型のヴァイオリン模様の大麻帯をコーディネート♪

 

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