阿波の染織の旅レポがようやく終わりました。
今回は訪ねることができませんでしたが、阿波しじら織、阿波正藍しじら織の工房もいつかいってみたいです♪
サラッとして肌にまとわりつくことなくシワになりにくい阿波しじら織。サッカー生地のように軽くて着やすく体調不良の身体にも優しい着心地
木綿ですので30℃以上の真夏には厳しいですが、梅雨の季節にはちょうど良いです。
「阿波しじら」は江戸末期〜明治に海部ハナによって創案されたといわれる木綿織物。外に干していて濡れた布地をそのまま日光にあてて乾かしたら縮みができたことが発見のきっかけになったといわれています。しかし江戸寛政年間ごろにはすでに阿波地方で「たたえ縞」といわれる木綿縞が織られてたという説もあります。たたえは阿波地方の方言で経糸を引っ張るという意味。経糸の張力に不均衡をつくって織りあげて熱湯をくぐらせてシボをだすというもの。海部ハナがたたえ縞を改良し太物屋の安部重兵衛がそれに阿波しじらと命名して売り出したということのようです。最盛期の1919年(大正8年)ごろ阿波しじらは年200万反つくられていました。
【7月2日の装い】横浜◇小雨のち曇りのち晴れ(湿度84%) / 最低気温24℃ 最高気温27℃
格子縞模様の阿波しじら織に腰原きもの工房の腰原英吾のパラソルの絽塩瀬の染め帯
絽の楊柳の帯あげにレースの帯〆。着物が軽めなので小物も軽め。
遊中川の矢羽根文様の晴雨兼用の傘
籠バッグは古布コラージュの松枝忍
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