茶道会館の枝垂桜が見事でした桜

そして、鶯がとても良い声で鳴いていました鶯

丹後の牛田織物ご夫妻にお誘いいただき、茶道会館の桜下茶筅供養茶会へお茶

牛田織物さんのご長女は茶道会館に嫁がれていらっしゃりそのご縁です。

左から、牛田織物の牛田育枝さん、そのお嬢さまの北見雅子さん、雅子さんのお義母さま、そして、牛田織物会長の牛田宏さん。北見雅子さんは裏千家の北見宗幸先生の奥様でいらっしゃいます。

 

この日は朝から霧雨のシャワーのような雨。大寄せのお茶会では外を歩くことになるので、パールトーン加工されている付けさげにしようかと思ったのですが…。牛田ご夫妻にみていただきたくてやはり牛田織物の天平聖武絹の暈しにいたしました。

天平聖武絹の色は桜の下がじつに似合います桜

暈しの水色は色鉛筆で描いたような透明感がある色味をだすのに苦労していただいたものなのです^^;

お抹茶を点てるために必要不可欠なものであるお茶筅。つかいきったお茶筅に感謝の気持ちを込めて焚きあげ供養します。

ちょうど席中で茶筅供養の読経には立ち合えなかったのですが、お焚き上げを拝見しました。

あいにくのお天気ではありましたが、しっとり濡れた枝垂桜と青々とした緑がより美しく感じました。

 

この茶筅供養は、煎茶道豊園流、庸軒流の大茶盛、表千家不白流、裏千家四席、そして点心席をいれ八席の大寄せのお茶会。

茶席から茶席への移動は外を歩くことになりますが、広大な敷地にあるお茶室には屋根付きの待ち合い席があり、移動も軒先がありますので、そう濡れることなく各お席をまわることができます。傘をさしながらで両手が塞がってしまい、お写真はあまりありませんが…。

 

席主の方々がこの日のために選ばれたお菓子桜**

そして、山里の点心。

茶道会館でのお茶会でのお楽しみのひとつ。こちらの点心はいつも美味しい。

 

どのお席も趣向を凝らした素晴らしいお席で楽しませていただきました。

そしてお道具の数々で堪能させていただきました。

 

富士山の透木釜

佐渡の順徳天皇陵の桜樹の炉縁

大茶盛のお道具の大きさに驚く…。

 

枝垂桜には当たり年があるそうで、今年はとくに美しく咲いたのだそう。

雨ではありましたが、ほぼ皆さまが着物。

美しい桜と、美しい室礼と、そして美しい着物を堪能した1日でございました。

 

桜の季節は飲み会も多く…、前日は午前様で、早朝からお茶会、そしてまた午前様で、早朝からお香席、と。春の1日はとにかく短くて長い。

 

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