2月3日は節分節分
節分とは季節を分けることを意味します。立春、立夏、立秋、立冬の前日年4回。江戸時代以降は立春の前日2月3日のことを指すようになりました。

旧暦では立春が新年の始まりとされていたため、立春の前日の節分は大晦日にあたります。季節の変わり目には邪気が生じると考えられ、それを祓うための行事として行われたのが、追儺(ついな)鬼遣(おにやらい)。源氏物語にもでてきます。元々は中国から伝わり、平安初期から宮中で行われていたそうです。追儺とは方相氏(ほうそうし)と呼ばれる鬼を払う役目を負った役人と、脇に仕える侲子(しんし)と呼ばれる役人20人で、大内裏の中を厄払いで回った行事のこと。金色の四つ目の面に矛と盾を持った方相氏が、逆に鬼として扱われるようになり、現在の節分のように豆を撒くことになったそうです。

「立春大吉」は、縦書きにすると中心から左右対称なので、表からみても裏からも立春大吉。それゆえに、この札が門にあると、鬼が門をくぐって振り返ったときにこの札をみて勘違いして出て行く、という逸話から門に貼ると良いとされています。


志ま亀の大津絵の小紋に鎧縅の織なごや帯
鬼と鬼退治の武士の装束を纏ってみました♪



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