「きものサローネ」は、つくり手やネットショップ、メーカーや仕立て屋さん、80以上の着物関連のお店が出展しているイベントです。実演や体験コーナーもあります♪

 

●「武田染工」の墨流し体験

武田染工の武田和也さんとカメラ

墨流し用の糊と染助剤が入った水槽に墨流し用合成顔料を垂らしていきます

紫と青、そして白場をだすために白を使用

棒で混ぜていきます。先ずは上下に蛇腹に

左から右へと引いていくと矢羽根のようになります

半衿生地を水槽につけると…

あっという間に転写! これがスゴーい\(゜□゜)/

乾かしていただき、完成です。

墨流し体験中のお嬢ちゃま、体験中にお邪魔してごめんなさいね〜^^;

小さなお子さまから楽しめるので、こういったことから染織に興味が広がると良いですね♪

 

●「藤岡組紐」の高台での組紐実演

まるで楽器を奏でているようです。

伊賀に行かなくっちゃ!

 

●染み抜き•染色補正専門店「なをし屋」の衿の汚れ落とし

染色補正師の栗田裕史さんカメラ

きもの生活をしておりますので衿汚れぐらいは自分で落としてしまうのですが…、プロのシミ抜きの技は見てみたい。前日にご相談したらできる範囲で他の染抜きもやってくださるということだったので、イレギュラーで何のシミなのかわからないシミ付きの江戸小紋を持ちこみました(^_^;)

染抜きの溶剤をつけて

黒い毛(何の毛なのかお聞きしそびれました)のブラシをつかってチョコチョコっと

棕櫚のブラシをつかって水で暈すように

江戸小紋や柄が少ないものはシミが目立ちますし、染抜きの輪ジミも目立つので極力自分ではやりたくないのです。

イベントでの出張実演では道具や溶剤もないでしょうに、イレギュラーの持ち込みにも快く対応してくださりありがとうございましたm(_ _ )m

 

※後日談としては…、結局あらためて別の悉皆屋さんにお願いすることに…。柄ものだとわかりにくいのですが江戸小紋や色無地はムラがすぐにわかるのです。

 

そして、この江戸小紋はサローネの会場の向かいにある日本橋三越へ持ち込んで、栃木産手績み大麻糸の家紋刺繍を依頼。おかげさまでスムーズにいった〜ヾ(@°▽°@)ノ

 

※「きものサローネ 2016」は、9月17日〜19日は、お買い物や実演、体験。10月28日〜30日は、産地の発表会、きものファッションショーとなっています。

 

つづきます。

 

「きものカンタービレ♪」のFacebookページ矢印