祇園祭(7月13日) 会所巡り♪ 長刀鉾 / 2016年祇園祭 その4  のつづき(^-^)/

京都の街は住所や番地ではなく通り名で位置確認する慣習がありますが、5日間グルグルと山鉾巡りをしていたら、通り名ではなく、山鉾の場所で位置関係が把握できるようになりました…^^;

宿泊は四条烏丸のからすま京都ホテル。ここは山桙町の中心にあり、途中着替えに戻ったりもできたので、とっても便利でした〜♪


祇園祭の山鉾町で一般人も楽しめるもの一覧。各山鉾によって日程時間が異なります。

●山鉾建て (10日の早朝からはじまります。通りすがりに見学可)
●鉾の挽き初め (12日、13日にの午後。通りすがりに参加可)
●会所飾りの一般公開と売店 (13〜16日)
●鉾への搭乗 (13〜16日、粽の購入や搭乗料でのぼれます。長刀鉾、放下鉾は女人不可)
●菊水鉾のお茶席 (13〜16日会所飾りを拝見しながら、名物の「したたり」とお茶がいただけます)

「綾傘鉾の会所拝見」
蛇の目傘柄の宮古上布に日傘で、傘鉾訪問〜♪ きもの姿を褒めてくださり団扇をくださった!

山鉾の最も古い形態を持つ傘鉾。台車に丸い大きな傘が立ちます。

綾傘鉾の巡行は、水干狩衣を纏った稚児が6名参加します。長刀鉾のように鉾には搭乗しておらず巡行では地に足をつけて歩きます。そして赤熊と面をつけた棒振りと鬼面をつけた太鼓の棒振り囃子が疫病退散の踊りを披露するのも見どころ。※詳細は山桙巡行のレポで

森口華弘の蒔糊友禅の垂傘を巡行ではみることができます

ご神体の金の鶏は卵を抱えていていました
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「鶏鉾の会所拝見」

16世紀末にベルギーでつくられたとされる飾毛綴織のタペストリー。トロイ戦争を題材としたホメロスの叙情詩「イーリアス」のトロイア戦争を主題とした「ヘクトール王子と妻子の別れ」。重要文化財に指定されています。輸入や伝来の経路は不明。支倉常長の慶長遣欧使節団が持ち帰ったものとか京都の豪商が輸入したものだとか諸説あり。16世紀末のものですから、天然染料で染められているものです。

こちらは、2003年に龍村美術織物によって復元新調されています。


鶏鉾は粽や手ぬぐいを購入すると女性でも鉾に搭乗できます。鶏鉾の由来は、古代中国の尭の時代、天下は治まり泰平であり、訴えごとのある時に打つ太鼓に苔がむして、鶏が巣を作った」という史話「諫鼓」に基づいています。

前日(12日)には鶏鉾の挽き初めをしましたが、鉾が横にグラグラと揺れていました(((( ;°Д°))))

下を覗き込んでみると…目

高いです! 祇園祭の山桙巡行では囃子方はここに腰掛けたまま辻廻しなどがありますが、かな〜りスペクタクルだろうな…。

そして、駒形提灯にはパールトーンの文字がいっぱい。

きっとスポンサーなのですね。


パールトーンされてるなら、汚れも雨も安心!のはず!?なんですが…、しっかりビニールで覆われていましたわ(-。-;)


つづきます(^-^)/

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