皇居の乾通りの春季一般公開は明日までです。(2016年3月25日~31日)
この後、樹木の更新工事が行なわれるため、次は来年の秋季の公開となります。

※4月3日までの延長が宮内庁より発表されました。
このままでは3月中は固い蕾のままとなりそうですものね…。

2016年は例年よりも早く桜の開花宣言を迎え、一般公開期間中に満開となるといわれていましたが、気温があがらず、蕾はまだ固いようです。30日の朝の地点でソメイヨシノは3分咲き、枝垂れ桜は5分咲きとのこと。今日は暖かいようですのでこのまま一気に咲きほころぶかどうか…。この公開を楽しみに上京さ れる方もいらっしゃるとお聞きしておりますので、もう少し咲いてくれると良いですねサクラ (2016年3月28日撮影)


乾通り一般公開は2014年春に天皇陛下の傘寿を記念してはじまりました。皇居の桜と紅葉の風情を多くの人々に楽しんでもらいたいという陛下の御心から実現したのだそうです。

2014年の公開時は桜は散りはじめ。それはそれでとても美しいものでした桜
※以下の写真は2014年春の一般公開にて撮影したもの

乾通りは皇居南側の坂下門から北側の乾門までの約750mの並木道。桜の名所といわれるほど桜の本数が多いわけではありませんが、江戸城の名残りと桜を鑑賞することができます。

皇居坂下門側からみた大手町の摩天楼

石垣と白壁の櫓に桜はあいます桜

皇居の桜は自然の非対称の美。日本らしい美しさです。

後ろを歩いているのは皇宮警察の方々。連行されているわけではありませんが貴重なショットカメラ

皇居には清々しい空気が流れています。
桜はまだでも空気を堪能するだけでもよろしいかと♪


桜の開花が今ひとつのこともあって、今年は待ち時間が少ないようです。
明日の最終日は大変な混雑が予想されます。

乾通りの途中にはお手洗いと水飲み場があります。ですが大混雑です。
手荷物検査がありますので、混雑緩和のためにも荷物は少なめに。
ペットボトルは持ちこめますが、検査官の前で試し飲みをすることになります。
皇居内は陽射しを遮るような建物がありません。日焼け対策は万全に。
ボディチェックはきものでも特に問題はありません。

乾通りから乾門へは行かずに、東御苑へ抜けることができます。一方通行です。
東御苑の桜(アマギヨシノ)は今が見頃を迎えています。(2016年3月28日撮影)


「きものカンタービレ♪」のFacebookページ矢印