アヤミハビル館へ / ぬぬパナ八重山勉強会の旅 その22  のつづき(^-^)/

日本の最西端の与那国島。その東側の東崎へ♪

与那国島の最西端で一番台湾に近い所は西崎(いりざき)、その反対側は東崎(あがりざき)といいます。陽が昇る東の岬はあがりざき、陽が沈む西の岬はいりざき。

2015年の台風21号の爪痕がここにも。風力発電のプロペラが折れています…。

遮るもののない雄大な光景は自然の驚異との隣り合わせなのですね…。

断崖絶壁の岬の牧草地には与那国馬と与那国牛が放牧されています。

遊歩道になっていて東屋までいけるようになっているそうです。途中、馬と牛の糞に注意。

皆さまが雄大な自然を鑑賞しているところ、与那国馬の近くまでいこうと必死な私の後姿。

しかし…、空が時雨れてきたのと、時間がなかったこともあり、呼び戻されて辿り着けなかった…(T_T)

今度はお天気のときにゆっくりと再訪したいところです。
お天気ですと、青い海と空、緑の牧草地に野生の馬。素晴らしい光景が広がります。

奈良の鹿にもびっくりしますが、与那国島では馬が普通に歩いています。

なので、道には糞もたくさん落ちている…(^_^;)

与那国馬は与那国島という孤島ゆえに、他種の馬との混血がなく、もっとも純度が高い馬といわれています。国の天然記念物に指定されています。

体格は小さいですが骨格はしっかりしています。

気性が優しく人に対しても動じません。与那国では農耕馬として人々の暮らしを支えてきたようです。
ちなみにこの馬は、我那覇さんの家の庭の馬。

車窓から海と自然に遊ぶ馬を見ることができるところ、なかなかないような…。

空港の滑走路や人家まで馬がやってくるということはないのかしら…と思ったら、島にはテキサスゲートという溝があって、牛も馬もここを超えることはないのだそうです。なので柵がない。島の大部分が広い牧場のようなもの…ということでしょうか。


柵がないというのは、見ているほうも開放感があってストレスフリー♪

染織巡りの勉強の旅はいつも弾丸ツアーですので、ゆっくりはできませんが、今度来たときはのんびり過ごしたいな~。

※与那国馬の一部、テキサスゲートの写真はwikimedia comonsより

与那国島の旅レポつづきます(^-^)/

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