第65回 長浜盆梅展(~3月19日)へ盆栽B

例年ですと、盆梅展が開催される頃の長浜地区は雪が積もっています。
しかし、この日(2月19日)は暖かかった!
庭先まで梅の香が漂っていて何とも風雅な小春日和の1日となりました。

盆栽の梅の花を長く保たせるために暖房設備がなく、かといって日当りが良いわけでもないので、会場はとにかく寒い。と、お聞きしていたので万全の厳寒対策でしたが汗ばむぐらいあせる

室内に咲き乱れる梅の花白梅

会場の慶雲館は浜ちりめんの製造業を営んでいた実業家の浅見又蔵によって明治天皇皇后陛下の行幸啓の際にお立ち寄りになられるところとしてつくられました。

その後は浅見家の別邸としてさらに迎賓館としてもつかわれましたが、1935年(昭和10年)国史跡指定に伴って長浜市に寄贈されたのだそうです。

1952年(昭和27年)に梅の盆栽40鉢が寄贈されたことが盆梅展のはじまり。今では300鉢の梅の盆栽が擁され開花にあわせて90鉢を入れ替えで展示されています。樹齢は100年~400年のものまで。

お抹茶と紫蘇餅のお菓子をいただきました。写真は餡子が苦手な方と交換した長浜名菓の堅ボーロ。

3ヶ月の突貫工事でつくられた迎賓館とのことですが、この時代の建物は趣があって良いですね♪


浜ちりめんの見学レポートは、追々あげていきます。
レポが溜っておりますが、日々のコーデ、リアルタイムのもの、会期が迫っているもの、季節限定ものを優先的にあげております。工房見学などは検証しつつ書いておりますのでご了承くださいませ。

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