きもので松葉杖は目立つので、少々大人しくしていよう…と思いつつ、ちょこちょこっと出掛けております。そして一度飛び出すと中々帰ってこない…。と迎えにきてもらって呆れられたσ(^_^;)

日本橋三越で開催中の「小宮康孝•小宮康正 江戸小紋作品展」へ(~12月22日まで)

江戸小紋の中でも小宮家の江戸小紋は透明感があります。
それは堅牢度を高めるために研鑽を重ねた結果生まれた染め。康正先生は惜しみなく企業秘密を教えてくださったのですが、私が今ひとつ理解に至らず、上手く説明できない…。並べてみるとわかるといったところでしょうか。

堅牢度が高く絹本来の光沢を活かした染めを実現するための合成染料をつかった色糊の実用化。一口に江戸小紋と括られていますが、大きく違うそうです。染料を内側に留めるための処理を追求した結果、非結晶領域の吸収性と染料同士のくっつきに至ったというようなお話なのですが…^^;

小宮康正先生とカメラ
きものカンタービレ♪×三越のイベントのテーマ「江戸小紋」
きものとしての汎用性がありコーディネートが楽しめる、自分でも誂え、体験で染めたこともある。ということでの選択ではあるのですが…、美しいものは美しい、それにはワケがあるという考察までいけるかしらん(・_・;)


越後三産地(小千谷•塩沢•十日町)合同織物新作発表会へ。
会場の綿商会館についたのが閉館10分前!ギャボーン(゜д゜;)

左から、イオリスクの早坂伊織さん、小千谷縮作家の樋口隆司先生、小千谷の産地問屋の西脇商店の西脇一隆さんとカメラ

お聞きしたいことがいっぱいあったので、この方たちについていきました。
きもの男子の熱唱の中、ほぼ聞き流して、きものの話をひたすらする私(・_・;)
色々教えてくださった西脇さんに感謝いたしますm(_ _ )m

そして早坂先生に対して一歩もひかないので、桂歌助師匠にスッゴイ論客といわれた…( ̄_ ̄ i)
早坂伊織さんは京都きもの学の時の先生なので、私にとっては今でも先生です。もともと商売ではなくきもの好きが高じて今に至るという、きもの好きパワーも共通しているように思います。「女のきもの大全」だそうかしら…。


きもの関連では必ず誰かが歌う「糸」
早坂さんが熱唱されました♪


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【12月10日の装い】東京◇曇りのち雨(湿度65%) / 最低気温5℃ 最高気温13℃

やまだ織の黒地石畳模様の本塩沢にタテゴトアザラシの紋綴帯をコーディネート

ニットケープはあむあむふわわ、ショルダーバッグはRADLEY、草履は菱屋カレンブロッソ


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