7月3日は早朝から大雨でした雨
夏の雨の日の装いは水に強く丈夫な機械紡績苧麻糸(ラミー)の小千谷縮が重宝しています。

織田工房の紺地に花柄のマンガン捺染絣の小千谷縮に犬の描かれた麻の染め帯
マンガン捺染は織絣ではなく染め絣。ゆえに価格的にもお手頃となります。

ぞうりは神職用のコルクの雨草履に紗布コートで雨対策

シワになっておりますが、お太鼓に描かれた犬

古布デコパージュのバッグの犬


犬×犬コーデで向かったのは…伊那紬の産地。
東京から大雨の中央高速を飛ばして走ること3時間車

美しいキモノ「次世代につなぐ染めと織り ~染織レッドリストを救え~」の取材です。
秋号は中部地方(新潟、長野、石川、山梨、静岡)。

駒ヶ根の久保田織染工業株式会社さんへ。

糸ごしらえから染めと織りまで一貫生産でされている工房です。

糸の合糸と撚糸を自社工房ですることによって柔らかい風合いの紬を織りだしています。

伊那紬、私好みです恋の矢 詳細は美しいキモノ秋号にて。


岡谷蚕糸博物館の動態展示になっている宮坂製糸へどうぶつの森

昨年の夏、冬と取材にお伺いしているので、今回で3回目の訪問となりました♪

古代中国から派生した絹糸。
シルクロードから東廻りで日本に入ってきた日本古来の上州式操糸。
西廻りでヨーロッパの産業革命を経て入ってきたイタリー式操糸機とフランス式操糸機の
良い所を取り入れ開発された諏訪式操糸。
この両方を見ることができることによって座繰り糸を知ることができます。
宮坂製糸の開業時は諏訪式繰糸の座繰り糸の生産でしたが、後に上州式繰糸を取り入れたことで、
注文があり、結果として諏訪式繰糸も残すことができたのだそうです。

世界的主流となっているFR型小型自動繰糸
繊維度の細かな設定の小ロットの注文生産に対応しています。


宮坂製糸のショップが凄い\(゜□゜)/

糸イロイロです♪


フィブロインの粉末がはいったシルク石けんとシルクジェルローション。
しっとり、サッパリでお気に入りです♪


併設の岡谷蚕糸博物館には蚕もいます。


諏訪湖サービスエリアから見た諏訪湖目
信州で外にでたときはほとんど雨はあがっていました。しかし東京は雨でした~。


詳細は、美しいキモノ「次世代につなぐ染めと織り ~染織レッドリストを救え~」
秋号は8月20日発売です♪


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