大相撲五月場所 10日目軍配


古代中国では「急流を登りきった鯉は天に昇り龍になる」といわれました。

「是この時朝庭日に乱れて、綱紀たいたす。膺独り風裁を持し、以て声名自ら高し。
士の其の容接を被る者有れば、名づけて登竜門と為す」 ~
後漢書・李膺伝の故事~

行司も力士と同じく、各相撲部屋に所属しています。
そして力士のきものと同じく階級によって規定があり、装束や身につけるものが変わります。
相撲観戦の楽しみは、行司の成長を見守ることにもあり、鯉が龍になるように
大きくなることを願って、鯉の染め帯です。

登竜門は鯉の滝登りともいいます。端午の節句の鯉のぼりの由来でもあるので、
五月場所に相応しいこいのぼり

鯉の染め帯にあわせて「水辺の生き物」でまとめてみました。

ジャマン•ピュエッシュの刺繍バッグは、ワニと魚にアヒル。

日傘は水に咲く蓮の花ハス

帯あげは、小林染工房で自分で染めたしけ引きです♪


行司装束と入り待ちでみた力士のきものは別記事でまとめますφ(.. )

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