きもので海外旅行 羽田空港国際線ターミナル / 2015年GW 台湾の旅 その1  のつづき♪

翼がみえる後方窓側の席がお気に入り♪

羽田から台北松山空港までは約3時間半の旅。

雲の上の空の色はラピスラズリのような色でした。
こんな色のきものつくってみたいですね~。

台北松山空港に到着


GWの台北は初夏の陽気と予想していましたが…、初夏ではなく真夏ひまわり
飛行機を降りたときから、空気が重たくサウナ状態(x_x;)あせる
気温34℃、湿度94%です。

小千谷の紺仁の鳥と唐草文様の片貝木綿の綿縮に唐草文様のすくい織りの八寸帯を
コーディネート。天気予報が雨でしたので、洗える綿縮の単衣。でも汗だくですあせる
羽田から夏きものは違和感がありますが、麻のきものにすれば良かった…。

帯は身軽に動ける夏の八寸帯。
ウルトラフライングですが、きものは着るものですので、礼装や準礼装でなければ、
しきたりに縛られることなく、気候にあわせて装うほうが自然であると考えています。



さて、台北の旅で楽しみにしていたのは、日本統治時代に台湾総督府(日本の出先官庁)
が建築した建造物群。

こちらは台湾州庁。森山松之助による建築です。
森山松之助は日本統治時代に多くの官庁建築を手掛けました。

この時代の重厚感ある建物が好み~♪

現在は監察院としてつかわれています。

当時流行したゴシックリバイバル建築

古き良き時代の面影が今も残っています。


きものつながりで…、ご参考までに。
森山松之助の建築で日本で現存する代表的なものには、諏訪の片倉館があります。
片倉館はシルクエンペラーと称された片倉財閥によって昭和3年に竣工された建物。
もとは製糸工場で働く女工さんの為の保養施設の温泉でした。
今は上諏訪温泉の源泉がひかれた千人風呂といわれる日帰り浴場となっています。


台湾監察院のお隣は、今回の旅の宿泊先のシェラトングランデ台北ホテル。
台北駅にも近く交通の便が良い老舗のホテルです。
内装はリニューアルされたばかりで、お部屋の間取りにもゆとりがあり快適に過ごせました。
エグゼクティブクラブフロアのラウンジも充実合格
日本語はあまり通じませんが、筆談とボディランゲージで困らない程度です。


つづきます(^-^)/

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