台湾旅行レポートです♪


「海外にきものでいっても大丈夫でしょうか?」とご質問いただくことがありますが、
私の経験からすると、治安の悪い地域へいかなければ大丈夫です。
むしろ目立つゆえに危ない目にはあいにくいような気がします。

海外では日本よりも「きもの」という民族衣裳に対して敬意を払うことが多く、
現地の方とのコミュニケーションも豊かになります。
席は良い席に案内していただけますし概ね接客も丁寧です。
「きものなんか着てチャラチャラして危ない」というような意見もいただきますが、
日本でインドの方がサリーを着ていらしても民族衣裳を着ていると思うのと同じで、
海外できものを着ている日本人に対しては日本人が民族衣裳を着ていると思うだけで、
チャラチャラしている?という反応はないように思います。
素敵とか美しいとか誉められることは多いですが、チャラチャラ?という感覚は、
むしろ、きものを着ることが特別なことになってしまった日本人の感覚のような気がします。

ただし日本人であることを証明して歩いていることにはなりますので…。
以前は海外でも1人でタクシーに乗ったり公共機関の乗り物に乗って行きたいところへ
行っていましたが、今回は知らない土地での1人歩きは避けるようにしました。


国際線に搭乗する場合、ボディチェックではひっかかることがあります。
帯枕に何か入っていると思うらしく、場合によっては帯を取るように言われてしまうことも…。
きものを知らない人から考えたら、帯枕にはいかにも何か入っていそうに思われるようです。
ちなみに、帯のことを聞かれてもベルトと答えてはいけません。
ヒースローなどのボディチェックではベルトは外すことになっているので、面倒なことになります。
日本からの出国の際は心配ありませんが、国際線でトランジットがあるときなどは、
私は半幅帯にするようにしています。


海外旅行でのロストバゲージやディレイトバゲージはよくあることですので、
きものが入った荷物は必ず機内持ち込みにし
ています。
愛用しているグローブトロッターの良いところは、中に余分な仕切りや物いれなどの段差がないこと。
18インチは国内線、21インチは国際線エコノミークラスの機内持ち込みギリギリサイズ。

グローブトロッター21インチトロリーケースはきものを本だたみにして三つに折るとスッポリ
と収まります。隙間をつくらないことが、きものがシワにならないコツです。
きものは洋服と違ってコンパクトに畳めるので、荷物の容量は嵩張らず少なくなります。


羽田国際線ターミナルには仮装した方々がたくさん。
この方達、いつもいらっしゃるのでしょうか…(・_・;)

私も違和感なく?仲間となっております


ゴールデンウィークのラウンジは混み合っているかと思いきや、ガラガラ。
ビジネスで利用される方が少ないからかもしれませんね。

飛行機の離着陸を見るのが好きなので、ここでボーッとしていたいぐらいですが…。

それでは、きもので台湾旅行いってきます~♪


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