二月大歌舞伎 夜の部の千秋楽へ。

歌舞伎鑑賞の装いには、明確なドレスコードはありません。
私はちなみ柄で装うのが好きですが、もちろんそうしなければならないわけではありません。
きものの装飾性は物語を纏うような文様表現にあるので、それを効果的に生かせる場の
ひとつといったところでしょうか。
わかる人にはわかるといったちょっとした知識の共有と自己満足の世界です。

今回の演目は「一の谷ふたば軍記」「神田祭」「水天宮利生深川」。
「水天宮利生深川」にちなんで、硯と筆の古布デコパージュのバッグ。
通称「筆屋幸兵衛」、筆職人が主人公なのです。

水天宮の社紋は椿なので椿が入った市松小紋としました。

最近お気に入りの2階桟敷席

机があるので、ゆったりとお弁当もいただけます。

めで鯛焼きは3階で売っています。完売しがちなので一幕目の幕間でいただくのがおススメ。


志ま亀の市松文様小紋に川島織物の雲に四方瓜に菱文様織なごや帯をコーディネート。


帯あげ、帯〆も志ま亀

シンプルでオーソドックスな雲取り文様は合わせやすくて重宝します。

バッグの裏面は碁盤文様になっています。


東側の1階と2階の踊り場にある川端龍子「青獅子」とカメラ


歌舞伎座をでたらもう次の初日の幕に変わっていました。
三月は「菅原伝授手習鑑」の通しです。これも楽しみ~♪




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