表装を見る「花と鳥の万華鏡 ~春草•御舟の花、栖鳳•松篁の鳥~」内覧会② at 山種美術館 のつづき

躍動感にグッと引込まれた!
「海鵜」小山硬 ◇ 山種美術館蔵


四季の色香で息ができなくなりそうな4幅対(+_+)
「四季花鳥」荒木十畝 ◇ 山種美術館蔵








「四季花鳥図」鈴木其一 ◇ 山種美術館蔵

琳派の代表的な画家が描く花鳥。
しかし鶏の親子だけをよく見ると何だかユーモラスでもあります。


「翠苔緑芝」速水御舟 ◇ 山種美術館蔵

絶妙な金地の余白と緑のバランスが不思議な世界観を醸し出しています。
琳派の進化系なのでしょうか。何度見ても魅力的な作品です:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

ひび割れた味のある紫陽花は経年劣化ではなく、御舟の意図的なもの。
その技法はご家族にも明かされず謎なのだそうです。


気になった作品を部分アップでご紹介♪

「孔雀図」岡本秋暉 ◇ 山種美術館蔵

孔雀の羽の美しさが際立っています


「雉竹長春」荒木寛畝 ◇ 山種美術館


「松楓啄木鳥図」今尾景年 ◇ 山種美術館蔵


「五客図」瀧和亭 ◇ 山種美術館蔵
五客とは宋の国の宰相であった李昉が飼っていたという五種類の鳥。
鶴を仙客、孔雀を南客、オウムを隴客、ハッカンを閑客、白鷺を雪客とした故事にちなみ
描かれたもの。宋の時代に鸚鵡がいたのか~とちょっと驚き。


「白牡丹」菱田春草 ◇ 山種美術館蔵

山種美術館のカフェ椿でいただける、青山菊家がつくる展覧会にちなんだ上生菓子。
こちらは柚子餡でした♪


四季の色香漂う花、そして美しい鳥、まだまだ魅了される作品がたくさんありますドキドキ

※展覧会場内での撮影及び「きものカンタービレ♪」への掲載は許可をいただいたものです。


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