洋装で生活していらっしゃる方にとっては、きものを着ることがおしゃれをすることであり、
晴れの日の装いとなるかもしれませんが、きもの生活をしていると和装は日常そのもの。
日常生活での着付けやヘアスタイルに時間をかけるようなことはできません。
着るものによって前後しますが、着付け5分ヘアメイク2分ぐらいでしょうか。

和装はいつもの装いでしかないので、その中で晴れと褻の区別を明確につけるようにしています。
それはきものの格だけでなく、ヘアスタイルも同じです。
不器用な私は準礼装の装いのときは、できるだけプロの方にお願いしています。
今回はニューオータニ内の美容室にお願いしました。この髪型、気に入ってますドキドキ

佐賀錦の袋帯は自分ではしめられないので…、着付けもお願いいたしました。
いつものことですが、美容室にきものを着ていって着付けをお願いすると驚かれます…^^;
私は着付教室にいっていないので着付けは自己流なのです。
1日中楽に着られる着付けには自信がありますが、美しく着るということは得意ではありません。
かなりアバウトに着ているので、きもの雑誌のようなシワ一つないピッチリした着付けはできません。
晴れの日にプロの方に着付けていただくことは、学びの機会のひとつだと思ってます。



【1月24日の装い】東京◇晴れ(湿度41%) / 最低気温3℃ 最高気温8℃
新年の慶事に相応しく、運鶴に松の装い

桜色地雲鶴文様訪問着に佐賀錦の松皮菱に丸紋の袋帯をコーディネート

帯あげ、帯〆は龍工房
佐賀錦の帯がキラキラしているので、色数を極力抑えました。

佐賀錦は金箔を漆で和紙に貼り裁断した金糸を経糸に撚糸の絹糸を緯糸にして
織られています。豪華ですが品がある織物です。

松尽くし文様のバッグはかづら清老舗

12段グラデーションの草履は四谷•三栄


ちなみに、美容院にいったときの装い。
ヘアスタイルはスタイリング剤を使用せず三つ編みです
抽象的な花と不規則な縞文様の本塩沢に胡蝶蘭の染め帯をコーディネート。


翌日は、大相撲千秋楽。
伊勢ヶ濱部屋の打上式はニューオータニで開催されました。

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