志ま亀で巡る紅葉の旅 今宮神社とあぶり餅 / 2014年秋 錦秋の京都 その1 のつづきです(^-^)/

今宮神社からさらに紅葉を求めて鷹峯方面へ向かいますもみじ

数年前までは紅葉シーズンでもひっそりしていた鷹峯ですが、今年は再び源光庵が
「そうだ京都へいこう!」キャンペーンのポスターにつかわれたこともあり、大混雑(゚_゚i)
千本通りの渋滞を危惧しておりましたが、午前中はスムーズにいくことができました。

この日、ご案内くださった方の鷹峯でのとっておきの場所キラキラ
知る人ぞ知るところだそうで、周りの喧騒が別世界のよう…。ひっそりしておりました。

境内は撮影禁止なので中での写真はありません。写真はすべて外から撮影したもの。
聖地の紅葉、素晴らしかったです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

青い空、陽に透けて輝く紅葉、石畳や苔、土に落ちていく紅葉をしばしボーッと鑑賞しました。

参道へつづく入口には不思議な樹が…。
「台杉」という北山杉からつくられる観賞用の杉だと教えていただきました。
取木という台をつくりそこから立木が伸びて穂先の冠以外の枝を削ぎ落としています。
もともとは狭い山林で少しでも多くの苗を育てるための工夫だったのだそうです。


人が溢れているのは外からでも窺い知れたのですが、せっかくなので光悦寺にも。

紅葉の参道での撮影は難しい~。

紅葉よりも人のほうが多いぐらいですが、やはり美しいです。

1615年(元和元年)に本阿弥光悦が徳川家康より拝領されたとされるこの地は、
後にさまざまな工芸職人が移り住み芸術家の集落となります。

きものの文様としてもつかわれる、光悦垣と紅葉。
光悦垣は一番上に太い竹を水平に置いて、その下に矢来状に組んだ竹で締める独特の
工法の垣で臥牛垣(ねうしがき)ともいわれます。

光悦寺は1656年(明暦2年)鷹峯三山を望むこの景勝地に建立されました。

京都の街中とは光と空気が違います。

抜けるような青空と紅葉。最高の紅葉狩日和でした。


こちらは源光庵の紅葉もみじ
時間がなかったので、拝観はせずタクシーをまっている間に外から眺めただけですが…。

すごい人でしたが、ひっきりなしにやってくる来観者がいるおかげで、
タクシーにはすぐに乗ることができました♪


鷹峯へは1本道のようですが、じつは何ルートか抜け道があります。
古田織部美術館に行く途中、北山通りから玄琢下を目指すルートが良さそうかな…。


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