染織文化講座「江戸友禅を描く」 金彩加工 実技講習

東京友禅作家の岩間奨先生のご指導による、糸目糊置きと色挿し 実技講習のつづきは、金彩加工でした。
金彩は金加工ともいわれる、染めあがった生地に金粉や金箔をつかっての装飾のこと。

●金糊づくり
アクリル性合成樹脂に金属粉を混ぜた糊を酢酸アミールで溶いてつかいます。

使うのは金の粉。多いほど光沢はでますが接着は弱くなるとのこと。

金の粉に酢酸アミールを混ぜます。

セロファンでつくった筒に流し入れて閉じます。ホイップクリームの


●金線描き
糸目糊置きの後を金線でなぞります。


●砂子
筆で糊を塗ったところに網を張った竹筒に金箔を入れます。

刷毛で篩い落としていきます。

金の砂がかぶさった状態

筆で糊を塗ったところに寄せます。


●切箔

小さく切った箔を糊を置いたところにのせます

糊を乾かすと完成です!


金彩加工、楽しいのでやりすぎてしまいます。