染織文化講座「江戸友禅を描く」 金彩加工 実技講習

東京友禅作家の岩間奨先生のご指導による、糸目糊置きと色挿し 実技講習 ※こちら☆
のつづきは、金彩加工でした。
金彩は金加工ともいわれる、染めあがった生地に金粉や金箔をつかっての装飾のこと。

●金線描き
糸目糊置きの後を金線でなぞります。
金糊といわれるアクリル性合成樹脂に金属粉を混ぜた糊を酢酸アミールで溶いてつかいます。


●砂子
筆で糊を塗ったところに網を張った竹筒に金箔を入れ刷毛で篩い落としていきます。

金の砂がかぶさった状態

筆で糊を塗ったところに寄せます。


●切箔

小さく切った箔を糊を置いたところにのせます


金彩加工、楽しいのでやりすぎに注意です(^_^;)


先日、山種美術館にて開催中の「輝ける金と銀」展 こちら☆ にて、箔、砂子、金泥での
日本画の装飾技法について聞いたばかりだったこともあって、さらに深く理解。
これは実習なので、色々と試させていただき良い経験になりました♪


岩間奨先生の作品もみせていただきました。
こちらの馬の絵馬の染め帯に胸キュン(〃∇〃)恋の矢

絽に胡粉で市松状にした秋草文様の帯も素敵。これは9月単衣にしたらお洒落ですね♪


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